菅野一勢の講義『会社の理念などは最初は必要なし』
どうも!菅野一勢です!
『会社の理念などは最初は必要なし』というテーマで
今日はお話をしていきます。
よく起業の本なんかをみんな見ていて「会社の理念」とか「会社の〇〇」というのをまず考えてからスタート、ということを言う人がいるんですけど、これはもう関係無いですね。
「まずはお金を儲ける」というところで考えていってもらえればいいと思います。
何て言うのかな…お金を稼ぐことに抵抗がある人というのがたまにいるんですよ。
それで、この人たちってお金を稼ぐことに抵抗があって、何か言い訳をつけたいんですよね。
「何のために私はお金を稼ぐのか」
「いや別にお金が好きだからでいいじゃん」って思うんですが、なんかすごい理屈っぽくて
「いや、こういうボランティアをするために私は稼ぐ」とか「何がかが必要です」とか言ってるんですけど
そういうよく分からない理念とかは最初は必要ないですね。
会社はそういう目標設定をしましょうとかありますけれども、
そういったのも最初は全く関係が無くて、とにかく稼ぎたいという気持ちの上で作っていけばいいと思います。
それで従業員がどんどん増えていった後に、後付けで理念って考えればいいのかなと思います。
ホットラインの理念というのをホームページに載せていますけれども、一応もうこれは本当に後付けですね。
従業員が20人くらいになった時に初めてみんなで考えよう、ということで考えていきました。
まずは「社員の幸せを考えます」と。
「会社とは本来、社員の幸せを通して社会貢献するものだと考えています。
なぜ、社員が第一に来るのか?社員が幸せでないと、お客様を幸せに導くことはできないと考えるからです」。
これは僕の考えであって、人を幸せにするんだったら自分が幸せにならないと。
自分に余裕ができないと、人なんか幸せにできないと思うんですよね。
だからまずは、会社、社員が幸せにならないとお客様を幸せにできないと僕は考えています。
次に「お客様の幸せを考えます」と。
「幸せな社員がいて、初めてお客様が喜ぶ商品作りができると考えています。
そして、その商品を通じてお客様へも幸せを提供できると考えています」ということですね。
僕は、自分が幸せになったらまず身内だよ、そして社員だよ、そこからどんどんどんどん周りが幸せになっていくことを考えていけばいいよ。
と言ってますけど、それと一緒です。
それで、お客様を幸せにできてその対価としてお金を貰える。
そのお金で社会貢献をして幸せをプレゼントしていきます。
ということでバングラデシュに学校を建てるなどそういったものを、今僕らで出来ることをみなさんと社会貢献していこうといってやっていっている会社です。
だからこういうのは最初から考える必要はなく、本当に人が増えてきてから考えればいいよと。
最初から、理念は何だ、とか考えて時間が掛かっちゃってスタートできないんだったら、こんな理念なんて最初はいらないよ、という話ですね。