菅野一勢の講義『動かざるを得ない環境に飛び込む』
どうも、菅野一勢です!
今日は『「他力本願」で金持ちになる人 「自力本願」で貧乏になる人(著者:菅野一勢)』
から【動かざるを得ない環境に飛び込む】
というテーマでお話していきたいと思います。
人間は基本怠けものです。
なので、自分一人でモチベーションをキープして決めたことを黙々とやり続けられる人は1%ではないでしょうか?
なので、ナマケモノでも、やらざる得ない環境に自ら飛び込む必要があるのです。
例えば、私の場合、肉体改造するのにも、普通のスポーツジム月額1万円払って、持続しようとしても、まず続いた試しがありません。
入会金が50万円もする、高額なマンツーマンのプライベートジムに50万円の入会金を払って、専属トレーナーをつけて管理、監視してもらったりしていました。
やらないと50万円を損するという痛みがありますし、太るとトレーナーからマジでどやされるので、これでやらざるを得ない環境のできあがりです。
基本、人間は弱い生き物なので、人に管理されないと、きちんと計画通りに動けません。
夏休みの宿題を事前に終わらせてる人って滅多に見たことないでしょう?
人間ってそんなもんなのです。
だからモチベーションを上げるというよりは、管理されてやらされてるくらいのほうがきちんと続くのです
例えば、僕と嫁はまったくといっていいほど英語がしゃべれません。
僕は神奈川県の最低ランクの高校をギリギリ卒業できたくらいの学歴で、ほとんど英語の教科書なんて開いた経験がありません。
まぁ、そんな状態でシンガポールに移住したもんですから、追い込まれれば、英会話を必死にがんばってなんとかなるだろう。なんて軽く考えていたのです。ところがです・・・
現在、移住してしばらく経ちますが一向にしゃべれません。
むしろ、しゃべれなくても何とかなるとか言って開き直り気味です。
さすがに、これじゃ移住した意味ないだろう。
せっかくのチャンスだから、英語を勉強しよう!という気持ちになるのですが、やはり3日坊主で続きません。
これはこのままだと本当に、英語勉強しないだろうな・・・
こんなときは、やはり、やらざるを得ない環境作りです。
そしてようやく夫婦そろって重い腰をあげて、思い切って3時間×週3日の英会話教室を申し込んだのです。
痛みがないと人間は継続できないことを経験上よく知っているので、思い切って一年分支払いました。
よく自分を追い込むのに背水の陣だ。
とかいって、いきなり会社辞めちゃう人いますが、実はこれだけでは、人間は追い込まれません。
会社をただ辞めるだけでは、本当の意味で追い込まれません。
それで追い込まれるなら、僕もシンガポールに移住した時点で追い込まれてますからね(笑)
やはり金銭的な痛みを伴わなきゃだめなのです。
思い返せば、私がネットビジネスを諦めずに結果がでるまで、がんばってモチベーションを維持できた理由も、師匠の電話相談(年間36万円)に思い切って申込みしたからです。
毎月1回、電話相談ができて、メール相談無制限というコンサルプランに入会したのですが、電話相談時に、必ず次回までの宿題が出されます。
「菅野くん、じゃ、来月の電話相談までに今日アドバイスした○○の広告と○○は実践して、その結果を次回報告してね」
「えっ・・・そんなに(汗)わかりました。がんばります!」の繰り返しで、気がつけば半年後に月商100万円を突破していたのです。
つまり、人間は、自らけつに火をつけて、動からざるを得ない環境に飛び込まないとなかなかモチベーションを維持するのは難しいということですね。痛みが大きければ大きいほど成果はアップします。
事実、以前に年間200万円の入会費で、20名限定でグループコンサルを行ったのですが、そのメンバーたちの伸び率は半端じゃなかったです。
生徒たちは、2か月に一回は東京に集結して、自身の課題の結果報告会をするのですが、結果を報告できない人、つまり、それまでに課題をこなせなかった生徒は、出席できない仕組みなので、何が何でもその課題をこなしてきます。
この報告会を行うことで、ライバルの成功事例を目の当たりにして、なにくそー俺だって次回はやってやる。って、いい刺激になります。
そしてこれを繰り返す結果、わずか一年で年商数千万円の会社が年商一億円を突破した人が続出して、さらには年商5億円を突破したという事例まででてきました。
なぜ、こんな面白いように成功していくのか?
それは、行動しなかったときの痛みが大きいから他なりません。