おすすめの書籍~成功哲学~

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成功哲学

思考は現実化する

アンドリュー・カーネギー、トーマス・エジソン、マハトマ・ガンジー、ウィルバー・ライト、ヘンリー・フォード、ジョン・D・ロックフェラー、J・P・モルガン・ジュニア、アレキサンダー・グラハム・ベル、キング・ジレット、フランク・W・ウールワース…… 500名を超える成功者の協力をえて、ナポレオン・ヒルが 体系化した、唯一無二の科学的自己開発書!

人を動かす

日本で500万部突破の歴史的ベストセラー。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の原則」を実例豊かに説き起こした不朽の名著。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

時代を超え際立った存在であり続ける企業18社を選び出し、設立以来現在に至る歴史全体を徹底的に調査、ライバル企業と比較検討し、永続の源泉を「基本理念」にあると解き明かす。

生き方―人間として一番大切なこと

刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か?――サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。

ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方

世界的ベストセラー『ザ・シークレット』登場の著者が説く10年後に後悔しない人生・仕事の選び方。なぜ?仕事で成功しても幸せじゃないのか。なぜ?一生懸命働いてもお金が入ってこないのか。答えは自分の中にある。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない―― 【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】 世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。 「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、 対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、 現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。 本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、 哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。 著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、 臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。 対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

7つの習慣

本書は1990年に初版が出版されたときにセンセーションを巻き起こしており、以来1,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けている。著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、それを反映して本書は、この2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。ここで引用される具体例では、ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。 7つの習慣を身につける前に、コヴィーが「パラダイムシフト」と呼ぶところの、世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換をまず実現する必要がある。著者はこの転換の実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考、「予防的に働く筋肉」(何かに反応するのではなく自発的に行動すること)の開発など、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。 本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。そのコンセプトは時に複雑であるため、流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。(Joan Price, Amazon.com)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

成功を収めたすべての人に共通するのは、自分の才能とその活かし方を知っていること。それがわかれば、欠点さえ強みになる。さあ、あなたの眠れる強みは何か。自分の強みがわかるウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスID付き。 「ぜひ、隠れた能力を見つけて、わくわくしてください」~“学習欲”と“着想”が強みの勝間和代氏推薦!

金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。 変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。 □最初に読むべき「お金」の基本図書 毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。 そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から13年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。 その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。 「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。 現在は日本やアメリカのみならず51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。

孫子

『孫子』13篇は,中国最古のすぐれた兵書である.しかし,そこに記された戦略・戦術の論議における深遠な洞察は,ひろく人生全般の問題に適用しうるものである.新出土の竹簡資料との照合も経て,またさらに読みやすくなった新訂版.原文と読み下し文と現代語訳に平易な注を加え,巻末には重要語句索引を付してある.

「原因」と「結果」の法則

デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖たちが、もっとも影響を受けた伝説のバイブル『AS A MAN THINKETH』。聖書に次いで一世紀以上ものあいだ多くの人々に読まれつづけている、驚異的な超ロング・ベストセラー、初の完訳! 「私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできません。『原因と結果の法則』は、目に見える物質の世界においても、目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことがないのです」(本文より)

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

著者は20年間にわたって、スモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行ってきた。アドバイスしてきた企業は25000社にも及ぶ。本書はその経験を生かし、職人の視点からスモールビジネスが失敗しがちな原因を分析。そのうえで、成功するためのノウハウを明かした本で、それが全米でもベストセラーになった大きな要因だろう。 本書によると、米国では毎年百万人以上の人たちが会社を立ち上げる一方、1年目に40%、5年目で80%以上が姿を消しているという。その多くは「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」という誤った仮定で事業を始めるからだ。実際には専門的な仕事をこなすことと、事業を経営することは全く別の問題だと述べる。帳簿をつけたり、人を雇ったりと、これまでに経験がないような仕事がわき出してきて、本業に手が回らなくなる。そうならないためには、収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにしてしまうことが大事だ。つまり、自分がいなくても、ほかの人が同じように事業を回せる仕組みをつくることだという。そして、「どうすれば、ほかの人に任せても、事業は成長するだろうか?」などの質問を投げかけ、目標設定や組織戦略、人材戦略など、具体的なノウハウを解説していく。 職人タイプの経営者が本物の経営者になるために参考とするには最善の書であり、スモールビジネスに関心のある人にもおすすめしたい。(田中武)

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

多くの人の心を引きつけ、自分のことを好きにさせてしまう人蕩術(じんとうじゅつ)の全貌を説いた、異色の成功哲学書。経営者が素晴らしい魅力を身につけるコツについて、人間の5つの本能(生存欲/性欲/好奇心/群居衝動/自己重要感)にそって、一つ一つわかりやすく解説する。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。

非常識な成功法則【新装版】

赤裸々で粗削り、ビジネス書界の超重要人物が自らの成功の秘訣を明かした、25万部を超えるベスト&ロングセラー待望のリニューアル。

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

不滅の名著!

人生の指針と勇気を与えてくれる「黄金の知恵」と感動のストーリー! 読了後のあなたは、すでに資産家への第一歩を踏み出し、幸福を共有するための知恵を確実に身につけていることだろう。

現代における「富の支配法則」とは、バビロンの市街に裕福な人がひしめいていた数千年前の法則と、少しも変わるものではない

本書は、現代ビジネスの極意を分かりやすく説き明かした名著であり、あらゆる人にとって重要な一冊である。 ──パーシー・H・ホワイティング (「デール・カーネギー研究所」副所長)

本書に記されている「バビロンの知恵」は、現代においても、そして誰にとっても役立つものだ。人生で成功をなしとげようという志を持つ、すべての人におすすめする。 ──ヴァン・アレン・ブラッドリー (「シカゴ・デイリー・ニューズ」)

まんがでわかる 7つの習慣

世界で3000万部、日本国内で160万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』が初のまんが化! 大ヒットした『まんがと図解でわかる7つの習慣』よりもさらにわかりやすく、エッセンスをまとめました。亡き父のバーを再開すべく、バーテンダーを目指す主人公・歩が勤め始めたバー・セブン。そこへ訪れる人々の悩みと気づきが、7つの習慣の要点とリンクし、読み応えのある物語となっています。自分を変え、人生を変えたいと願うすべての人に。

まんがでわかる7つの習慣2 パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣

一人前のバーテンダーを目指し、バー「セブン」で働く歩。彼女の生き方、考え方が少しずつ変わったのは『7つの習慣』のおかげだった――
累計65万部超『まんがでわかる7つの習慣』の続編!
「7つの習慣」の中にあるひとつひとつの習慣をまんがでわかりやすく紹介し、より深く「7つの習慣」がわかる本です。
今回は「パラダイムシフト」「第1の習慣・主体性を持つ」、「第2の習慣・目的を持ってはじめる」をとりあげています。

まんがでわかる7つの習慣3 第3の習慣/第4の習慣/第5の習慣

バー「セブン」で着々とバーテンダーの腕を磨く歩は、「7つの習慣」を通して、個人としての成長を経て、
人との交わりをより創造的にする「何か」について学んでいく――。
シリーズ累計75万部超『まんがでわかる7つの習慣』待望の3巻目が登場!
「7つの習慣」の中にあるひとつひとつの習慣をまんがでわかりやすく紹介し、より深く「7つの習慣」がわかる本です。

本書は「第3の習慣・最優先事項を優先する」「第4の習慣・Win-Winを考える」「第5の習慣・まず理解に徹し、
そして理解される」をとりあげています。

まんがでわかる7つの習慣4 第6の習慣/第7の習慣/第8の習慣

バー「セブン」のカウンターに立ちながら成長する歩は、人とつながり、新たな道を創造するあり方を学び、
偉大なリーダーの人間性について知る――。累計100万部を突破した大人気『まんがでわかる7つの習慣』シリーズ最終巻!

本書は「第6の習慣・シナジーを創り出す」「第7の習慣・刃を研ぐ」のほか、「7つの習慣」完成後、
新しい時代の偉大なリーダーになるためにコヴィー博士が提唱した「第8の習慣・自分のボイス(内面の声)を発見し、
それぞれの自分のボイスを発見するよう人を奮起させる」の内容もフォローしています。

まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」

町の電気店の娘、長村こずえは大学生でアルバイトを検討中。
就職に失敗し、やむなく家業を手伝う兄・悦郎の助手として訪問修理に出かけた際、
練習中の芸妓に魅せられ、その世界に足を踏み入れることに。
人との交わりの機微を肌で学びながら、成長していくのだった。
そして、そんな妹に触発され、悦郎のくすぶった心にも火がついて………。

大好評「まんがでわかる」シリーズ今回のテーマは、デール・カーネギーが唱えた人間関係論。
代表的著作『人を動かす』『道は開ける』2冊のエッセンスをストーリーと共に学べます。

まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」2

累計178万部を突破した『まんがでわかる』シリーズの最新刊は、デール・カーネギーの教えを紹介する続編。
今回は『人を動かす』の内容をより細かくひもといていきます。
原題の「How to Win Friends and Influence People」は、直訳すれば、「味方を増やし、周囲に影響を与える」。
つまり、自分の色に染めていく、というニュアンスです。
この「上手に共感を得ながら、自分の利益になる行動を引き出す」方法をまんがで紹介していきます。

まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」3

芸妓の道に邁進したい長村こずえだが、決して順風満帆とはいかず。
成長していないのではと悩んだり、周囲の人々のつまずきを救えず、己の未熟さを思い知らされたり……。
そんななか、出会いを通して、こずえはクヨクヨせず前向きでいるために心を平穏に保つコツを学んでいくのだった――。

累計180万部を突破した『まんがでわかる』シリーズ、今回はデール・カーネギーの『道は開ける』の内容をストーリー仕立てで紹介。
悩むとは立ち止まること。悩みを振り切って、人生を前に進める考え方を解説します。
『まんがでわかる』のカーネギーシリーズ最終巻となります。

まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論

東京での仕事で挫折し、失意のまま退職した赤井 満は、いつのまにか生まれ故郷で村おこしのプロジェクトリーダー「特命村長」に任命されていた! 村役場から選ばれたメンバーを率い、彼らの強みを生かした成果が期待される満。彼女を支えたのは、経営学の父・ドラッカーが唱えたリーダーシップの真髄だった――。本書では、経営学の王道として今も注目度の高いドラッカーのリーダーシップ論のポイントを、まんがを通してやさしく学べます。物語の特性を生かし、リーダーに必要な条件や考え方、行動を頭ではなく、心で理解できるようになります。

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

不安と生きるか 理想に死ぬか 外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。 幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。 誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。 彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。

世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ

世の中すべて「直感」からはじまる! 銀行の倒産、株価暴落、不動産市場の動向、大統領選挙、イラク戦争、 医者の診断、裁判の判決、人事考課、性格診断、宝くじの当選・・・ えっ! こんなことも? 豊富なエピソードで一気に読める「脳の罠(トラップ)」回避法 人は直感が大好き。 理屈で考えるより先に無意識に行動する。 それは集団をも巻き込み、国家や企業の命運や人命に関わる重大な決断や判断さえも左右するのだ。 最新の行動経済学は神経経済学の成果もとりいれて、人の認知のみならず判断や行動に見られる心のバイアスを明らかにしてきたが、この脳が仕掛ける「トラップ」を理解し、自分の錯覚と他人の策略から身を守る方法を提示する。 判断のうらに潜む「脳の罠(トラップ)」を知ろう 予言どおり銀行が倒産した →<予言の自己成就> 指紋やDNAは確実な証拠だ →<確実性効果> あの記憶は実際には「なかった」→<偽りの記憶> 「イエスマン」だといわれる →<集団思考> 高いワインがおいしい →<ハロー効果> 「占い」はよく当たる →<バーナム効果> <注意の焦点化効果><後知恵><順序効果><後悔の理論>

引き寄せの公式

人生の底辺を喘ぎながら這ってきたような50年が私にはありました。まさに気の遠くなるような年月です。 不運に次ぐ不運の連続に、私は生まれてきたことの意味さえ見いだせず、 人生そのものにもなんの希望も夢もありませんでした。 20歳の時に出合った『引き寄せ』という考え方に衝撃を受けた私でしたが、 その後30年近く『引き寄せ』が起こることはありませんでした。 でも実際には違っていました。 『引き寄せ』が起きていたことに気づいていなかっただけなのです。 『引き寄せ』は望んでいないことであっても『思っていること』がすべてそのまま起こる法則ですから。 「よくそんな状態で生きてこられたね」 そう言われることもある私の50年。今の私ならすべてがわかります。 「すべては必要だった」ということを。 私は今回、持っていることのすべてをこの本に書かせていただきました。 この本は、ほんの数年前までの私のように、 願っていないことばかりが起こる『逆引き寄せ』が起こっている方、 これから「引き寄せ」を起こしていきたい方、初めて「引き寄せ」という言葉に出合われた方、 人生を「さらに」楽しく素晴らしいものに変えていかれたい方に贈ります。

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

仏教書のうちで最も古い聖典.後世の仏典に見られる煩瑣な教理は少しもなく,人間としての生きる道が,ブッダとの対話のなかで具体的に語られる.訳注は他仏典との関連さらには比較文化論にも及び,興味はつきない. –このテキストは、単行本版に関連付けられています。

人生を変える成功へのパワールール

応用しだいでバラ色の未来が開ける「成功の科学」とは?ダーウィンの進化論からドーキンスの「利己的な遺伝子」、ニュートンの万有引力の法則、アインシュタインの相対性理論から複雑系、ティッピング・ポイント、そしておなじみ80対20の法則まで、偉大な科学者たちのアイデアをヒントにした幸福を呼ぶ思考法を紹介。

成功して不幸になる人びと ビジネスの成功が、なぜ人生の失敗をよぶのか

たとえ成功を手にしても、現状に満足できなかったり、地位を失うことを恐れたり、燃え尽きたり、家族や健康を犠牲にしたりと、むしろ不幸の種をまいてしまっているというケースはめずらしくないだろう。本書は、成功の裏側にあるそんな実態に目を向けたもので、安易な成功本のブームに一石を投じる内容である。 著者はみずからのコンサルタント経験を交えながら、米国で成功者と目されているビジネスパーソンの事例を多数集め、じつは彼らがさまざまな代償に苦しんでいることを浮き彫りにする。そこには、成功したまさにその理由によって失敗する「成功のパラドクス」があるというのだ。ここに孤独や葛藤などのリーダーにつきものの不安定な内面が、じつによく描き出されている。 しかし、だからといって著者は、成功よりもっと別のなにかを追い求めよというのではない。本書で説くのは、「成功のパラドクス」を克服して、より長期的な成功を手にする方法である。具体的には、自分では隠そうとしているパーソナリティーであり、人生を大きく脅かすという「シャドウ」を観察し、それを活用し、人生を見つめ直す作業を指南する。ベースには心理学を置いているが、「棚卸し」「捨てる」「充電」「儀式」「自己のメンテナンス」などの馴染みのあるキーワードで自己変革や再生を支援してくれる。 成功と人生をめぐる著者の実践的な哲学と人物事例の検証は、非常に読みごたえがある。なかでも壁にぶつかった状態からの再生の視点や「組織のシャドウ」などのリーダー論にはヒントが多い。より確かな成功をつかみたい人や、メンタル面の危機管理をしたいリーダーなどは必読といえよう。(棚上 勉)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。

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