菅野一勢の講義『彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず』
どうも!菅野一勢です!
『彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず』という孫子の名言がありますけれども、
これはいわゆる、誰に何で勝つか、どこで勝つか、いつ勝つか、ということを言っているんですね。
例えば、マイク・タイソンに勝つにはということでマイク・タイソンといえばみなさんもご存知の通りボクシングのヘビー級の世界チャンピオンだったわけで、
めちゃくちゃ強いんですけれども、彼を知っていれば戦うといってもボクシングで戦うことなんか絶対に避けると思うんです。
じゃあ、何を、誰に…マイク・タイソンだとしたら何で勝つか?
ボクシングでは無理ですよね。
だからこそ、同じ土俵で戦わないということを選ぶわけですよね。
昔でいうと戦略として大軍が来るのだったら狭い道に導いて、そこから岩を落としたりとかしながら、どうやって勝つかということを考えるということですね。
だからマイク・タイソンと戦うんだったらどうするか。
僕が勝てる土俵って何だろう?と考えたら、将棋とか。
将棋だったら勝てそうですよねマイク・タイソンに。
卓球とか、もしくは水泳とか…水泳が得意だったらですね。
何で勝つか?そしてどこで勝つか。
そうですね、場所ですね。
だから、よくねウサギとカメという物語がありましたけれども、ウサギと戦う時点でカメは海で戦うべきだったんですね。
泳ぎだったら勝てたわけだから。
そういった形でビジネスも、このライバルに勝つにはどうしたら勝てるかいつ勝つかということですよね。
例えばマイク・タイソンがおじいちゃんになってからなら、僕らが若ければ挑めば勝てるかも知れないと。
そういった意味合いで「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」ですね。
これをどうビジネスに活かせるかということを色々みなさんも考えていっていただければと思います。