『人を動かす方法』

雪山と菅野一勢
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菅野一勢の講義『人を動かす方法』

 

はい、こんにちは、菅野一勢です。

今回はですね、『人を動かす方法』というテーマで話していきたいと思います。

みなさん、デール・カーネギーの『人を動かす』などを見たことがあるかも知れないですけれども、やはりビジネスをしていく上で、もしくは人間関係のコミュニケーションをしていく上で、人を動かす方法というのは非常に大切になってきます。

絶対に知っておいた方がいいと思いますので僕が要点を分かりやすくまとめてみましたので、

是非知っている人なんかもおさらいをして、知らない人はガッツリとここでお勉強していただければなと思います。

まずデール・カーネギーの『人を動かす』、原本のタイトルは『友を獲得して、人に影響を与える』ということなんですよね。

日本では『人を動かす』になっていますけれども、原本のタイトルって本当は『友を獲得して、人に影響を与える』っていうタイトルなんです。

ということはですね、人を動かすのに一番重要なことは、人を動かすにはまずその人と友になるということが重要であるということですね。

だから、人を動かしたければまず友達になることが大事なんだよということですね。

『人を動かすための3つの基本原則』があります。

これは1番目は「批判しない、非難しない、文句を言わない」ということですね。

2番目が「真心を持って素直に褒める」。

そして3番目が「相手に強い欲求を起こさせる」ということなんですね。

これが人を動かすための三大原則ですね。

つまり、批判とか非難とか文句とか言われると嫌じゃないですか。

嫌なことはしないということです。

人間って自己重要感を満たすために褒めてくれる人が大好きなんですよ。

だから真心を持って素直に褒めるということですね。

あとは相手に強い欲求、行動させる欲求を起こさせるということですよ。

これは例えば、ライバルという設定を置いたりだとか「あ、この人のためにこうやったら喜んでくれるだろうな」という欲求を起こさせるということなんですね。

『人の本性を理解しよう』ということで、基本的に人ってどんな極悪人でさえも自分が間違っているとは思っていません。

どんな奴でも自分は正しいと思っているんですよね。

だから、これは本にも載っていますけれども、何十人も殺害した、警察と発砲事件をして何人も撃ち殺した殺人犯のクローレという人が言っているんですけれども、最後自分が死ぬ前に、散々発砲して人をいっぱい殺しているのにその殺人犯のクローレが言ったのは

「俺は自分の身を守っただけなのになんでこんな目にあわなきゃならないんだ」って言ってるわけですよ。

つまり、どんな凶悪犯でさえ自分が悪いなんて一切思っていないんですね。

有名なアル・カポネ、マフィアのアル・カポネですね、彼もこう言ってるんですよ

「俺は人のために尽くしてきた。なのに、世間からは冷たい非難の目で見られ犯罪者にされている」って言うんですよね。

だから人間って、どんな人でも自分は正しいと思っているんです。

だから非難とかされたら嫌になるんですね。

これ一人さんがよくやっていますけれども、批判から入らずに共感から入れば人は耳を傾けるんですよ。

だから、違うなって思っていても、「そうだよね〜、分かるよ〜」って。

「君が言ってること分かるよ」って、この一言が入ると人ってすごく素直に耳を傾けます。

仮にこれから交渉して違うなって思ってても、「僕はこう思うんです」って言われたら

「そうだよな、分かるよ」って言うだけで話がスムーズに行きます。

これから従業員とかと色々注意するときとかも、まずは共感してあげてから注意する。

共感をしてあげるということが重要です。

いきなり頭ごなしに「お前それ違くない」って言ったら、あっちは自己防衛に走ります。

「いやいや、そんなことないです」ってなっちゃうから

「そうだよね、分かるよ。お前も大変だね」っていうところから、

共感してから話を始めるってこれすごい重要なんで覚えておいてください。

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