菅野一勢の講義『常に相手の立場で物事を考える』
どうも!菅野一勢です!
今日は『常に相手の立場で物事を考える』という
テーマでお話していこうと思います。
「成功の秘訣があるならば、常に他人の立場を理解し、
自分の立場と同時に他人の立場から物事を見ることができる能力である」
ってまさにその通りで、
誰かと討論とか、言わなければいけない時とか、ムッとした時とか、
バッと言わずに「相手の立場になって考えて見てごらん」ということをしましょう。
怒りとかはできる限り1日置きたいですよね。
ただ単に感情なのか、本当に直さなければいけないことなのか、ということを1日置いてから待ったほうがいいですよね。
常に僕が考えているのが、ワークとかでよくありますけれども、
例えば椅子を2つ向かい合わせで置き、一方に座ります。
それで、自分の立場で文句を言いたい相手に対して一方的に言ってみます。
「お前はさ、こういうとこ気に食わないんだよ〜」って言って「だから俺はダメだと思う」って一通り言いたいこと言った後に、
向かい合ったもう片方の椅子に座ってその相手の立場になってみます。
「社長はそう言いますけども、僕はこう思います。僕にだってこういう考えがあってこう思ってるんです」っていうことをやります。
いいですか?やった後にもう1個あって椅子と椅子の間に立って今度は客観的な立場でこれを見ています。
客観的な立場で見たら「こっちの方(文句を言いたい相手の方)が言うこと合ってるじゃない」とか、そういう人を演じます。
最後は、この文句を言いたい人のお父さん役にとか、お母さん役にとか、両親役になってここから(文句を言いたい人座る椅子の後ろに立って)援護してあげてください。
「いやさぁ〜、とは言ってもこの子もいいとこあってねぇ、この子はこんないいとこあるんですよ。う〜ん、でもまぁ、息子が悪いのも分かるけども、でも社長さんもね…」みたいな援護をしてあげる。
そしてもう一回この席(最初に座った自分の立場を演じた席)に戻ってみると、
「うん、確かに俺が悪かったかもしれない。お前が言いたいこともよく分かった。ごめん」ってなるわけですよ。
それで翌日に言ったら良いわけですよ。
でも多くの人たちが、ただ単に自分の目線でしか見ていないからおかしくなる。
だから常に相手の立場で物事を考えるということをやったら、本当に人から好かれるし、人がすごくよく動いてくれるようになります。
このワークは絶対1回やってみるべきです。
スタッフに何か文句を言いたいとか、友達に何か文句を言いたいとか、何かあった時は常に相手の立場で物事をよく考えてみよう!という癖を付けてみましょう。
本当にこうすると人生変わると思いますね。